どうしてもきみがいい

痛みばかりが増えても

関ジャニ∞、楽しかった。

初めて関ジャニ∞を認識したのは2005年くらいのアイドル誌だった気がする。

ピンクの背景に上裸のメンバーがいて、捲るとカラフルな法被姿になっていた。

すばちゃんがパーマで、多分もう7人だった。

今思い出せるワードで検索しても画像が出てこないから幻か?ってなってる。

 


それまで三馬鹿や亮ちゃん、内くんのことは各種バラエティやNEWSの活動で認識はしていたけど関ジャニ∞としてしっかり認識はしていなくて、大山田に至っては全然知らなかった。

丸ちゃんと大倉くんの区別がつかなくて、一生わからないんじゃないかと思っていたけど気づいたら全然違う顔に見えるようになるもんですね。

 


ごくせんブームに付随して学校ではKAT-TUNファンが増え、中居正広担として異端児扱いされていた私も気づけば赤西担になり、周りを見回すと

KAT-TUN担>NEWS担>∞担の順でオタクが増えていた。YOU&Jどハマリ世代。

 


中3になって部活も引退した頃、亀梨担の友達から「∞SAKAおばちゃんROCK」のCDを借りた。

二段ベットの上、CDコンポから流れてくるおばロクの記憶は一切ないけど、その次に流れてきた「大阪ロマネスク」に衝撃を受けた。

関ジャニ∞の大阪オモロ曲しか聴いた事なかった中学生には大衝撃。

行ったこともない大阪の街に想いを馳せながらMDにダビングして何回も聴いた。

ドリカムの「大阪LOVER」も関東住みのオタクのための曲じゃんになって好きになってた。

 


おばロク返却後、同じ亀梨担の子が「Spirits」を貸してくれた。

安田くんに惹かれた。

軽くパーマがかかった金髪でニコニコと「明日」を歌う姿が、踊る時に鋭くなる眼が、だけどやっぱり屈託なく笑う表情が好きだなって思った。

学校では「プリンがパーン」と「祇園精舎の鐘の声」が流行ってた。

 


レコメンを聴き始める。

STOP THE SMAP前の「続いてはSTOP THE SMAPでーす」をずっと聞いていたのでラジオから聴こえるヨコヒナの声にはすぐ慣れた。

今では炎上しかねないようなボヤキトークにいっぱい笑った。

 


受験シーズンになり「関風ファイティング」で出演したMステで「衣装に裏地がついたんです!」と話す関ジャニ∞を観ていたら親にいい加減勉強したら?と言われて渋々部屋に戻って漫画を読んだあの日。


受験生だけど、スカJもちゃんと観てた。

 


2007年。

高校生になった春に発売された「ズッコケ男道」。

MVを見て振り付けを覚えながら、SMAPと一緒に出演するMステに備えた。

大量のジュニアと一緒にテレ朝でズッコケを踊る関ジャニ∞を観ていっぱい笑った。

大好きなSMAPが「揺れがすごい」「震度3はあった」みたいなことを言って関ジャニ∞を見ながら笑ってるのが嬉しかった。


気付いたら妹が村上担になってた。


初めて自分で関ジャニ∞のCD、アルバム「ズッコケ大脱走」を買った。

特典映像の「ズッコケお宝大パニック」を何回も見て、すばるくんの肩を動かしながら「今にも飛べそうです」や、ヨコヒナの「パンパンッゴンザレス」「はいゴンザレス」をよく友達とやっていた。

今でも肩の上下運動をすると「今にも飛べそうです」と口走りそうになる。

 


47がスタートし、地元で開催された日は全校生徒が駆り出される学校の野球応援の日で錦戸担と2人で「関ジャニ∞が今、茨城にいるのか」と感慨にふけったり、野球応援を休んでライブに行ってる安田担からの実況に少し悪態ついたりしていた。

試合はコールド負けした。


はじめて手に入れた関ジャニ∞のうちわは友達が買ってきてくれた47の安田くん。


メルマガ全盛期、毎日のようにライブのレポが携帯に届き、部活終わりに読むのが日課になってた。

気まずいの機嫌報告みたいになってるのがおもしろかった。

 

 

2008年。

まだeighterとしての自我はなく、先に関ジャニ∞のライブに行った妹にも何も思わなかった。

妹きっかけで、妹の周りがめちゃくちゃeighterになっているのを微笑ましく見ていた。

映像化されてない2008年のライブに行った妹が今ではめちゃくちゃ羨ましい。

 

 

2009年。

ゆるっと関ジャニ∞を追いかけながら、初めて行ったライブは「PUZZLE」の東京ドーム公演。

部活の地区予選を勝ち上がったらスケジュール的に行けないはずが、見事に負けたので私の初関ジャニ∞となる。

この時の横山さんのビジュアルが良すぎて、「有閑倶楽部」の頃から横山さんのことが気になってたこともありKicyu推しに。


関パニという神番組に出逢う。

未だに脳内で「新春シャンソン歌手新春シャンソンショーデース」って横山さんが言うし(早口言葉回)、すばちゃんが「たぐーち!」ってクリアボードに書きなぐる(反転文字回)。

U字の水槽がこんなことになるなんて思ってもいなかったね。

 

 

2010年。

妹が行けなくなった代わりに横山さんのソロコンに行き、完全に横山担となる。

メンバー全員見学回という奇跡。


∞UPPERS東京ドーム公演2days参加。

錦戸担と双子コーデしてみたり、一番オタクしてた気がする。

アリーナ参加してたであろう前の席の人が綿あめみたいなのでTOPOPの振りを練習してて「やるんか〜楽しみ〜」って思ってたらやらなくて公演終わりに「??」ってなる。

 

 

2011年。

気付けば、気付いたら母親もeighterになっていた。

関ジャニ∞がいる生活が当たり前になっていた。


初めての五大ドームツアー「EIGHT×EIGHTER」東京ドーム3daysとカウントダウン公演に参加。

「宇宙に行ったライオン」で横山さんの叩くティンパニーの音を聞き分けられるようになった。

横山さん周りに楽器が増えるのが楽しかった。


初めてのカウントダウンは 今まで参加したライブの中でもトップクラスに満足度が高かった。

深夜テンションの夜な夜な☆ヨーNIGHTは楽しいしかないやーつ。

私の人生初夜行バス、初プライベート大阪でした。

 

 

2012年。

就職して、学生時代よりもライブに行ける回数が減るタイミングでの8周年。

エイトレンジャーの映画化やメンバー総出演のパパドル、テレビを付ければいつでも関ジャニ∞が出ていた。


∞祭は、各メンバーの展示はどこも大混雑でとにかく横山さんの私物やプライベート写真を目に焼きつけるのに必死でしかなった。

ライブパートでは、とても近くに来た渋谷さんを見て(存在してる…)と実感。

ガチンコバトルは気付いたら自担が優勝してセンター獲得してたのには笑った。

可愛い曲をありがとう、クルトン


8ESTは味スタ1公演と京セラオーラスに参加。

ピンク衣装を纏って大阪ロマネスクからのスタートに8人時代を知らないオタクだけど、胸がギュッとなってしまった。

オーラスはチケットも無いのに年越し仕事を終えた足で新幹線に乗り、新年早々寒空の下長時間待機して、公演一時間前に無事お譲りいただくという今では考えられないガッツで見ることができました。

初紅白を終えたメンバーにおかえりを言えたことが本当に嬉しかった。

 

 

2013年。

追い始めたころとは比べ物にならないくらい露出も増えて、仕事の忙しさと比例するように情報が追えなくなっている間に横山さんがレコメンを卒業。


1公演だけ行った「JUKE BOX」。

絶対ネタバレは見ない方がいいと言われて迎えた東京三日目。

ざわつきの中、バックステージから聴こえたトラペットの音とモニターに映る横山さん。

今までよりも深く関ジャニ∞の音楽に加わる横山さんが眩しかった。

吹き終わって照れくさそうに口元をぬぐう横山さんも、周りのメンバーの視線も、ファンの視線も温かくてあれ程ネタバレ見ずに入って良かったと思えることはない。

 

 

2014年。

8周年のアニバーサリーからすぐきた10周年。

十祭東京2dys参加。

ドラマ仕様で金髪ビジュアル大爆発の横山さんと村上さんによるtornは円盤化されてから過去一観ているチャプターになりました。

挨拶の時に横山さんが涙を流す姿は、泣いてることに悪態をついている姿すら綺麗すぎて。

いつの間にかボヤいたりせず大人になった横山さんが感情を露わにしていることに嬉しくもあった。


関ジャニズムは、初日の札幌・年始の福岡・ラストの大阪に参加。

転職したことで10周年イヤーにたくさん会うことができた。

いまでもニズムうちわは持ち回るほどお気に入り。


念願のジャニ勉の番協に行けたのもこの年だった。

 

 

2015年。

キャンジャニ∞という最高コンテンツ爆誕に湧く。

元気が出るLIVEの個人的初日は仕事の都合上、MC以降の参加だったので出会えなくて激凹みしたけど翌日公演で会えたので良し。

オーラスの腸閉塞事件は、SMAP問題が同時進行だったので最初に6人だけで出てきた時の恐怖が尋常じゃなかった。


初リサイタルでは、仙台に参加。

エイトのおかげで初めて行く会場が増える。


舞台「ブルームーン」の横山さんが演じる豊くんに「よくできました」と言いたいだけの人生だった。

人生で初めてトキメキすぎて泣く。

 

 

2016年。

2度目のリサイタルはさいたま公演に参加。

終わりに妹といきなりステーキ食べながらSMAP解散の速報を聞いた夏。


関ジャニ'sエイターテインメトと銘打ったツアーは人生イチ仕事に忙殺されていた時期で曲も聞かずに参加したけど、毛皮のコートをドームを着て練り歩く姿を見て(とうとうここまで来たか…)の気持ちになった。

 

 

2017年。

二度目の関ジャニ'sエイターテインメント。

「ジャム」は東京4公演と福岡2公演に参加。


もうずっと楽しかった。

横山さんの衣装イメージのネイルとかしてさ。


オーラスで「僕達からのラブソングです」に続いて失恋ソングの「ItoU」を歌われた瞬間、好き曲聴けて嬉しいと同時に「ラブソングとは?」になったのすら楽しかった。

ずっと7人で進化し続けるエイターテインメントが見れると信じてた。

 

妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」を経て歌のレベルが上がった横山さん。

チケットを持っていなかったのに結果的にご縁のおかげで3公演観れて、METROCKに向かう横山さんを見送れたのもなんか勝手に誇らしかった。


Mステスーパーライブで「今」を歌った関ジャニ∞

アルバム曲を歌わせて貰えるようになったんだと感慨深かった。

これが私が最後に生で見た7人の関ジャニ∞

 

 

2018年。

関ジャニ∞が6人になった。

私はダメオタクなので、記者会見は結局見れなかったし、今も見れていない。


だけど6人のスタートを見届けたくて、GR8ESTの札幌初日に行った。

亮ちゃんが「歯の治療と同じで最初は違和感あるかもしれないけど、そのうち慣れるから」的なことを言っていた。

初披露された「ここに」が演奏された瞬間友達と顔を合わせて「WANIMA!」って笑った。

作者発表されていなくてもWANIMA感たっぷりだった。


東京4日間も参加して最高の夏をすごした。

亮ちゃんが関ジャニ∞の曲をいっぱい作ってた。

6人の関ジャニ∞も楽しみだった。


横倉がJrのプロデュースをはじめて、まんまとハマった。

台風の振替で行われた大阪公演になにわちゃんが出てた。

仕事を理由に行かなかったことを後悔した。

 

 

2019年。

また不穏な噂が流れ始めたけど聞かないふりをした。

「十五祭」も札幌から参加して、crystalで新たな楽器をピコピコしている横山さんを目で追っていた。

最後の挨拶が動画だったのが気になったけど、気にしないふりをした。

東京は1公演しか行けなかったけど、ツアーオーラスで8人揃ったBOYを見に行った。

何も発表なく終わってほっとした。

と思ったら、関ジャニ∞が5人になった。

少し関ジャニ∞を見るのがつらくなった。

正直、この頃はエイトよりも横山さんがプロデュースする後輩ばかり見てた。

 


2020年。

「UP DATE」の地元公演が当選した。

13年越しに地元に来るエイトに会えるのを楽しみにしてた。

コロナの影響で中止になった。

あと1ヶ月早ければ……と思ってつらかった。


8/8に後輩を引連れて配信されたドリアイ。

夢のような時間だった。

後輩各Gの大シンメを引き連れてcHocoレートを歌う横山さんは走馬灯で絶対流れて欲しい。

いろんなしがらみあるだろうけど絶対円盤化しろください。

 

 

2021年。

「8BEAT」横アリの丸ちゃん誕生日公演。

横山さんがギターを弾いていた。

わけがわからなかった。

40を目前にして新しい事に挑戦できる姿がかっこよかった。


ジャニフェスで後輩引連れて後輩の代表曲をバックバンドで支える姿が頼もしかった。

 

 

2022年。

十八祭スタジアム。

調子がいいけど時間が経って「やっぱり関ジャニ∞好きだ」になった。歯の治療と同じだね。

日産スタジアムの大雨と駅までの渋滞による苦行も記憶に新しい。

結局エイトは誰が雨男??


ドーム東京2daysも無事に参加出来て、どんどんギター姿が様になっていく横山さんに見惚れてた。

“Age is just a number”の体現。


キャンジャニちゃんを思い出してくれて嬉しすぎたんだけど、まさか新曲出したり漫画化までなるとは思わなかった。

関ジャニ∞、漫画になりがち。

 

 

2023年。

20周年の前夜祭。

なんかここ数年毎年のように祭をしてるオモログループ。

改名することが決まる。

 

 

2024年。

20周年のアニバーサリーイヤー。

デビュー日を迎える前に名前が変わる。

あと1時間ほどで名前が変わる。

必要性があるのか、改名することが正解なのか、根本の解決なのか私はまだわからない。

けど、メンバーはきっとそれを正解にする未来を作っていくんだろうなと思っている。

 

 

 

 


関ジャニ∞を好きになって約17年。

記憶にある関ジャニ∞との思い出を一部だけど書き殴ってみた。

いっぱい楽しかった。

しんどい時もあったけど、いっぱい楽しかった。

 


関ジャニ∞、楽しかった。

関ジャニ∞、ありがとう。

関ジャニ∞、大好きだ。

 


永遠に、最高で最強の関ジャニ∞